帯広の北にヌプントムラウシと言う温泉があって、秘境らしいんだ。
ある筋の人は野湯とも言うらしい。
秘境と聞いてはいても立ってもいられなくなったので実際に行ってみると
あろうことか道がなかった。
こういう感じに案内板が立っているんだがその矢印の先には雪しかないのだ。
どうやら除雪が行われていないと言うことらしい。
それでもここまでがんばってきたのでここからもがんばれるだろうと入っていったら
5キロ進むうちに5回くらいタイヤが雪にはまって動かなくなった。
他の車もよくはまるポイントらしくて、わだちがそこらだけめちゃくちゃになってる。
で、そこに自分も見事にはまり込むわけ。トラップですな。
まぁそれによりやる気がすべて吸いだされ、結局あきらめた。
諦めるその直前にあと10キロと言う看板があったんだが、
その残り10キロのなかで何回スタックするのさ。そしてなじょするかもしれぬ。
その看板によりやる気がほぼ消滅したところに雪にはまったのでだめになったわけ。
帰るときも1キロくらいバックで走ったのでホント疲れた。
途中の待避所でターンできなかったらくたばってたぜ。
そこの待避所も深い雪で埋まってたから関東で買った園芸用スコップで一生懸命雪かきをし、さらにはハッパふみふみをして踏み固めた上でやっとこさターンできた。
マジで雪国なめらたらあかんぜよの世界じゃけん。
しかも帰るときもブレーキの加減を間違えてあと少しでベラメイするところだった。
それでやっとわかったのさ、あそこは夏に行くとこだってな。
多分。