結局北海道はいかずじまいだ。今からの時間ではもう無理。だから青森を効率的に使うことにする。
たぶん店舗が開き始めるのは10時くらいからなので、それまで待機をすることになった。
いったい青森は自分に何を提供してくれるのか、期待を隠せない。
今はまだフェリーターミナルにいるのだ。昨日日記を書いてからすぐさまベッドメイキングに入り、そのまま寝た。
そこからは何度か起きて意力的に行動するチャンスはあったんだがすべて無視し、寝ることに集中したのだ。
それも北海道へ行くことを断念したからでもあるのだ。そうすると時間にかなり余裕ができるから。
ひとまず青函連絡船の見学は確定しているので、後は三内丸山遺跡とかくらいか。
酸ヶ湯温泉にまた行くのもいいかもしれぬ。
ほかになんかあるのかな。本屋があればそこで情報収集を企むのがよろしかろう。
ところで、寝ているうちにいつの間にかめがねを踏んづけていたようでめがねが壊れた。
まぁ軽くゆがんだ程度なんだが、自力での修理は困難だと思う。
何しろレンズが外れてしまっており、さらにレンズの固定金具のねじが馬鹿になってしまっているので。
実に残念なことではあるんだが、今回の旅の今までの経歴、
そしてこれからの行く先を考えると仕方のないことかもしれない。
めがねが自分のこころの代わりをしてくれたのではなかろうか。それならコラテラルダメージだ。
予備のめがねを持ってきていてよかったよ。そうでなけりゃグラサンしか残ってないからね。
そうすると、夜は全くいけないことになってしまうのだ。
パソコンのバッテリーが残り少なくなってきた。
今思い出したんだが、100vから充電するアダプタは忘れてきた。
12vから充電するアダプタは持ってきているので
これを有効活用できるかどうかで、この日記が存属するかどうかが決まってしまう。
もしかけなくなったとしても携帯電話があるので、そこに書き連ねていれば問題ないんだ。一応は。
北海道にいくことはそんなにココロを広くさせるのであろうか。あまり自信はないんだがそういう気がしてならない。
まぁ一応いってするべき目的はあったんだ、ギブソンと、ネパールのカレー屋さんか。
あそこにいっておきたかったわけだ。ほかにいきたいところもいくつかあったんだが。
ハンカチの家とか、ラッキピエロとかそんなの。
ただ、昨日の105号のひどい雪でだいぶココロが折れたことが、微妙になってしまった原因の一つかもしれない。
でもギブソンはともかくとしてネパールなカレー屋さんは本州にもあることがわかったのだ。
なぜかだいたいのショッピングモールにはカレー屋さんが入っているようだし。はやっているのか。
ギブソンもそれに代るようなおいしいランチのあるところはあるかもしれない。あんまり積極的には探していないけども。
あれはどういうベクトルの店なのかよくわかってないからなのだ。洋風ランチの店かな。
そういう向きで少し探す気力もわいてきた。
だからなぜ本州ではいけないのか、なぜ癒しの力が足りないと思うのか、という疑問もわいてくるわけだ。
それは本州内だとなんだかんだいっても簡単にいけるからかもしれない。
でも東北は関東から遠く離れていることには違いないし北海道はフェリーで新潟まで簡単に帰れることを考えると、
むしろ北海道よりも青森は遠いともいえるのではなかろうか。
もちろん景色がいいとか、走りやすいとか、そういうのは大きなメリットだ。
走りやすいというのは一番自分にとって考えが進む状況なのでそういうところがすきで、固執しているのかも。
本州とは信号の数が違うからねぇ。走ってない車の中でぼにゃりするのも別に嫌いではないね。
でもぼにゃりしているので考えが進んでいるのかどうかはわからない。
これからは北海道と本州の田舎の違いに関しても突っ込みを入れ続けていきたいと思う。フィフィ。
2009年03月17日のエントリー
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2009年03月17日(火) 09:35:01 · 青森 はコメントを受け付けていません · 東北 09年03月2
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2009年03月17日(火) 12:02:14 · 青森駅 はコメントを受け付けていません · 東北 09年03月2
青森駅周辺には優れた観光スポットがあるという話を前に聞いていたので来てみた。
八甲田丸のことなんだが。
これ。
何でも戦争の時に何度も爆撃があって、青函連絡船は沈みまくったんだそうだ。
まだ何隻も海峡に沈んでいるとの話なんだが深くて引き上げることができないそうな。
それで、八甲田丸は見学することもできたようなんだが人がいなくて寂しかったのでさっさと引き上げた。
この船の上あたりに青森橋がかかっていてそこにも夏はあがれるらしかったんだが
冬は風で飛ばされるとのことで閉鎖されていた。
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2009年03月17日(火) 14:52:27 · 三内丸山 はコメントを受け付けていません · 東北 09年03月2
さて、現在は三内丸山遺跡になんていちゃったりする。
これはマスコットキャラなんだってさ。埴輪か。
これが飾ってある中では一番好きだった。売っていれば買ったのに。
ここは超有名観光スポットで、何でも縄文土器が大量に埋まっていたとか何とか。
実際に土器はたくさんある上に竪穴式住居がモデルハウス並みの存在感を示しているのだ。
アドは土偶とか。埴輪見たいの。よくこんな寒いところに住めたもんだぜ。昔の人はもっとタフだったのか。
でも滅びてしまったんだってねぇ。そこら辺の歴史はあまり知らないので調べてみるのもいいかも。
これからタラポッキの湯という怪しげな温泉に向かい、そのまま弘前へ抜けてしまおうかと思っている。
その後はまたショッピングモールを探し、明日のことについて考えることにしようと思う。
一応明日は酸ヶ湯温泉をメインに据え、基本的には十和田湖周辺を探検してみたいと思う。
しかしあのあたりの道路は冬期閉鎖があいついでいて、いったいどういう風に通ればいいのかさっぱりなのだ。
あとは前回夜にいってしまったがために全くわからなかったキリストの墓などリベンジしてみることにしたい。
今度は日の光のあるうちに進入することができるだろうと思っている。
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2009年03月17日(火) 17:30:32 · 鶴ヶ坂 はコメントを受け付けていません · 東北 09年03月2
タラポッキの温泉にいった。
タラポッキというのは食べ物の名前のようなんだ。
かまぼことか、そういう類のやつ。
食品会社がやっている温泉なので、そういう名前になったのかもしれぬ。
まぁこういうところ。場所はここ。
ここは普通に温泉で、しょっぱかったような。食塩泉は暖かくなるという噂を聞いたことがある。
しかし残念なことに石けんがおいてなかった。
いったい今回の旅で心地よく洗い場を使えるところは出現するのだろうか。
明日は酸ヶ湯の予定だし。浅虫温泉あたりで寝ることになるんではないかと踏んでいるんだが、
あそこもそういや石けんなかったねぇ。だめだ。
あぁ、後ここはデータベースでは350円とかになっていたが実際は420円だった。困ったことだ。
まぁ70円値上げしたと言うことなんだろうけども、データが古いと言うことは犯罪だ。
ここで石けんを探すべく新たな温泉の発掘が必要になってきたように思える。
ただ、酸ヶ湯はいくことは確定しているのと、あそこはなるべく早めにいきたいので
あそこに行くまでにのんびり他のお湯につかっている暇はおそらくないのだ。
ではどうするのかというと、どうするべきだろうか。まぁなにも考えてない。
何とか無理を承知で岩木温泉か、あるいは浅虫を通り越して八戸の方へぬけ、
上北温泉を散策するかと言うことになるんだろうか。
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2009年03月17日(火) 19:05:40 · 板柳 はコメントを受け付けていません · 東北 09年03月2
今は名もない町にいる。黒石の西の方だと思うんだが。あぁ、板柳と申すところか。
で、これから焼きイカを提供することで有名という道の駅を目指す。「ふかうら」ともうすところらしい。
そこで自分は何を提供されることになるのであろうか。焼きイカを要求するつもりではあるが。
どうやら今いるところ、板柳のマックスバリュなんだがそこからは60キロくらいの距離であるようだ。
だから、約一時間ほどでの到着となることは想像に難くない。
しかし自分想定しているお休みタイムは22時前後ということになっていて、いまは19時なので
そうすると20時かそのくらいについてしまうことになる。それはあんまりよろしくない。
なぜかというと、明日の行動開始はその焼きイカを食べてからになるので間違いなく9時以降になるのだ。
それなのに、21時前についてしまうようなことがあれば、それは12時間以上も睡眠をとってしまうことになる。
道の駅のある地区は自然の割合の方が極端に高いところなので、そのくらいの睡眠時間は普通かもしれないし。
今のところ明るいうちにしかみれないモノばかりが観光リストに載っているので仕方のないことかもしれない。
でもそこで悪あがきをするとすれば何をすればいいのか。
ここからの選択肢としては、また木造駅へ行く、適当にマックスバリュで時間をつぶす、
夕食で時間をつぶす、というのが考えられる。
今はラーメン気分なんだ。そして、実に幸運なことに幸楽苑のラーメン屋を見つけることに成功したので
夕飯はまず間違いなくここになるであろう。
しかしそのあとはいったいどうすればいいのであろうか。
自分にとっての時間とは、限られたモノであるのと同時に与えられているモノでもある。
この貴重な時間をいかに有意義に過ごすかというのが、明日のモチベーションや、
今後の人生の中でのフラッシュバックポイントとなるのだ。
ただ、ここでこうして日誌をつけていることで
時間がいい感じになっていっているのではないかと思っている。
いったい何に時間が必要なのかに関しては悩み続けることにしようではないか。
こうして駐車場に潜伏しながら観察をしてみると、
幸楽苑は実にこの周辺では人気のラーメン屋になっているようである。無理もないかもしれない。
なぜならば、この地区にはオカヤがないからだ。海を隔てた向こうにはごまんとあるのに、
ここ、青森のどこかには一つもないとは。
一県一オカヤは現代人の心に安らぎをもたらすためには必要だと思う。
今回の青森に関して、オカヤの影響が全くないと言うことは
運命のいたずらと表現することが正しいのかどうか、自分にはわからない。
ひとまず21時くらいまではここで時間調整の必要があるので
なんとか無駄に書き連ねることをがんばることにしたい。
メリットはあるのかな。それさえも超越した時間と言うことなんだろうか。
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